【2019年10月更新】港区の待機児童数・保育園数・定員数・入園倍率など、認可保育園の入りやすさがわかる最新情報をまとめました。
これさえ見れば港区の保育園の空き状況・受け入れ状況の実態がわかります。
港区で新規で保育園に入園できる確率は42.9%で、23区で最も保育園に入りづらい自治体です。元々受け入れ先の認可保育園の定員数に対する申込が多いことに加えて、新規入園申請数が2年で20%ほど増加(2,452件→2,891件)しており、益々状況が厳しくなっている様子が伺えます。
(※)東京都の各種平均値
値は出典の「100都市保育力充実度チェック」に掲載されている自治体内の平均です。
「認可保育園に新規入園できた児童数」÷「認可保育園に新規入園申請をした児童数」を表す数字です。
入園できる確率を表すため、保育園の入りやすさに直結します。
2019年 42.9% (+3.0point)
2018年 39.9% (ー8.3point)
東京23区の決定率ランキング
2019年は昨対5.2%増加しています。
東京23区の同年平均増加率が
9.7%の為、
港区の受け入れ先の増加率は平均よりも低いです。
2019年 5,752人 (+5.2%)
2018年 5,469人 (+8.0%)
認可保育施設に新規で申し込みをした児童数です。 港区ではこの2年で 17.4%増加しており、保育対象の子育て世帯が増えています。
2019年 2,891件 (+3.5%)
2018年 2,792件 (+13.9%)
上記のような保育環境により、港区の待機児童は2019年度は0人でした。
「待機児童数(※)」は人口の多さに比例し、なおかつ「隠れ待機児童(※)」の数字が入っていないため実際の保育園の入園のしやすさとの相関は低いです。参考値としてご覧ください。
2019年 0人 (ー89人)
2018年 89人 (ー75人)
東京23区の待機児童数ランキング
(※)待機児童数とは
「認可保育園」の入園待ち中の子どもの数。人口が多い市区町村でおのずと多くなる為、保育園の入りやすさとの相関は低いです。例えば、認可保育園の申し込み人数が1000人の自治体Aで90%入園できた場合待機児童数は100人(1000×10%)になる一方で、申し込み人数が500人の自治体Bで80%の入園率になった場合も待機児童数は同じ100人(500×20%)になります。
(※)隠れ待機児童=待機児童数に含まれない数字
1)他の保育サービス(認証保育園や一部の認可外保育園)を利用しながら認可の入園待ちをしている児童
2)特定の認可保育園を希望して入園待ちをしている児童
港区の認可保育園の延長保育の実施率は100%で、 東京23区の平均 (92%) より高いです。
延長保育(※1)の実施率 100%
夜間保育(※2)実施園数 なし
休日(日曜)保育実施園数 5園
(※)延長保育とは
基本保育時間の前後で保育時間を延長できる制度です。
(※)夜間保育とは
基本保育時間が18時以降まであることを言います。夜間保育に更に延長保育をできる園もあります。
出典
「100都市保育力充実度チェック 2017〜2019」
保育所等関連状況取りまとめ(平成31年4月1日)及び「子育て安心プラン」集計結果
その他エリアの待機児童数・入園倍率